どこにも載ってない！混合育児のカンタン卒乳方法

完全母乳育児や完全ミルク育児の卒乳方法は、

育児書や育児雑誌など至る所に書かれていますが、

混合育児の卒乳方法は載っていないですよね。

これは、そもそも卒乳する時期まで

混合育児をやり遂げられるママさんが少ないためです。

私も上の子のときには長い間混合育児をしていたのですが、

結局は途中で完全ミルクになってしまいました。

そこで今回は、そんな中でも最後まで混合育児で頑張った、

または、これから頑張るママさんのために、

混合育児の卒乳方法について考えてみたいと思います。

☆混合育児の卒乳法1・母乳を減らしてミルクだけに

同じ「混合育児」でも、母乳とミルクの割合は人それぞれ違います。

母乳よりもミルクを主にあげている、ミルクの割合の方が高い場合には、先に母乳をやめてしまう方法もあります。

一般的に母乳よりもミルクの方が卒乳や断乳をしやすいと言われていますので、

ミルクのみを残すことでスムーズに卒乳できるというメリットがあります。

母乳を少しずつ減らしていき、ミルクのみになった後は、ミルクも徐々に減らしてゆきます。

そして、寝る前のミルクをやめることができたら、卒乳はもうすぐそこです！

そのうちに自然とミルクを飲まなくても過ごせる日がでてくるようになりますので、そうなったらほ乳瓶を片付けてしまいましょう。

お子さんと一緒に「ほにゅうびん、ばいばい！（ミルク、ばいばい！）」とバイバイしてから片付けると、お子さんも小さいながらに納得してくれますのでおすすめです。

☆混合育児の卒乳法2・ミルクを減らして母乳だけにしてから卒乳

逆に、ミルクを先にやめて母乳を後から卒乳するという方法もあります。

この方法では、母乳を最後まであげ続けられるというメリットがあり、母乳のみにして自然卒乳まで持っていくことで、ママのおっぱいトラブルを防ぐこともできます。

これを読んで、“母乳を最後まで続けたいけれど、ほとんど出ていないから無理かな……”と思ってしまうママさんもいらっしゃるかと思いますが、

卒乳をする頃というのは離乳食も進んでおり、母乳やミルクは栄養源というよりは、「精神的な支え」としての意味合いが強くなっています。

そのため、母乳がほとんど出ていない状態でも、母乳のみ残してしまって問題ないと言えます。

また、母乳を先にやめることは母乳を断乳することと同じことになってしまうため、母乳の出がある程度良い場合には、痛みを防ぐためにも、母乳は最後まで残しておいた方が良いと思います。

ミルクを少しずつ少なくしていき、母乳のみになった後は、お子さんが自然におっぱいから離れるようになるまで待って自然卒乳するも良し、「言い聞かせ卒乳」をするも良しです！

☆混合育児の卒乳法3・両方一緒にスパッとやめて卒乳

母乳とミルクのどちらか片方だけを残さず、両方一緒に卒乳してしまう方法もあります。

この方法は、あらかじめお子さんに“○日になったら、おっぱいとミルクはばいばいしようね”や、“お誕生日になったら、おっぱいとミルクはばいばいね”など言い聞かせておく「言い聞かせ卒乳」で行うのがおすすめです。

両方一度にやめることができるので成功すれば短期間で卒乳でき、とても楽ですが、お子さんの心の寄りどころを一気に奪ってしまうことにもなりますので、卒乳後のフォローが大切です。

スキンシップを多く増やしたり、たくさん遊んであげるなど、お子さんを安心させてあげて下さいね。

以上の通り、混合育児の卒乳の場合は様々な方法を選ぶことができますので、自分たち親子に一番合った方法で卒乳することができると良いですね！