【産後の職場復帰】ママの大変さは年収1千万クラス
現在、働くお母さんは年々増加しており、
産後も早々に職場復帰する人が増えています。
保育園の待機児童問題やイクメンなど様々なキーワードを目にしますが、
実際には経験した者にしかわからない課題が沢山あります。
あまり雑誌やニュースでは目にしない母乳育児の職場復帰は
ママにとっても赤ちゃんにとっても心身共に大きな課題です。
産後の仕事復帰はどの位で可能?
初めての出産の場合、それまでの仕事ばかりの時間から急に一人の時間が出来、出産前はすぐにし仕事復帰しようと考えてしまいます。ですが、出産には何が起きるかわかりません。
分娩後の回復が遅れることや赤ちゃんに加療や経過観察が必要なことも出てきます。事前に会社に届け出る必要はありますが、焦らず自分と赤ちゃんの体調を見ながら決めることが大切です。
産後休暇の8週間で復帰するのではなく、育児休暇も消化しながらしっかりと自分の体力を戻すことが優先です。産後の育児は体調が戻らない状態でノンストップでスタートします。
3時間おきの授乳や寝ない、泣き止まないなどそれまで自分のペースで時間配分できたことが全く出来ません。これが、新米ママさんが一番苦しむところではないかと思います。
母乳育児ママと赤ちゃんの仕事復帰準備
仕事復帰を早々に考えているママは授乳についても計画的に行っていかなくてはなりません。ミルクと混合にすることや、搾乳したものを冷凍保存して使うなど哺乳瓶にも慣らす必要があります。
1年以上の育児休暇の後の仕事復帰ならば、断乳・卒乳も一案かもしれません。ですが、母乳育児で育てた母子にとってはまだまだ飲みたい・飲ませたいを無理にやめる必要はないかと思います。
保育園やサポートしてくれる状況によってミルクを使うか搾乳した母乳が使えるかは違うと思いますが、ママの体に負担が少ない程度に搾乳を行いリズムを作らなければ、仕事中に胸が張ったり、詰まりが出来、乳腺炎を起こすことがあります。
保育園探しも重要ですが、母子で体調を整えるが一番の課題になります。
産後ママ、仕事復帰後の笑顔のために
環境が整い、仕事復帰し新しい生活がスタートすると「こんなはずじゃなかったのに」と必ず壁にぶつかります。
家族の協力が少なく自分ばかりが頑張っているのにと感じたり、思い通りにいかないことが増えてイライラします。中でも子どもの病気は一番の辛く頻繁におきます。
慣れない環境で発熱を短期間に繰り返す子が多くその為に休まないといけない、ママは仕事復帰を後悔するかもしれません。なんでも完璧にこなさなくてはいけない。
自分がしなくてはいけないと思い込むことが多く笑顔が段々減ってきます。もし、母乳育児をしていたママならば、仕事復帰に合わせて無理に卒乳・断乳を行うのではなく、仕事に行く前・帰宅後のスキンシップに授乳するのはどうでしょう?
日本では1歳前後で卒乳・断乳を行う人が多いですが、世界の平均では4.2歳ごろだとWHOで報告されています。仕事をしながら搾乳するのは大変かもしれません。
ですが、授乳の時間を持つことでスキンシップが出来、子ども安心して母子で笑顔で過ごせるのではないでしょうか。