母乳の出方にはムラがある?母乳の量を知ることは可能?
母乳の出方は、日によっても時間によっても、ムラがあるって知っていましたか。
何となく「昨日はたくさん出ていた感じがするけど、今日は出が悪いかも。」と感じることもあるかも知れません。
あるいは、「さっきに比べて、今の方が出が良い。」
なんて言うこともあるかも知れませんね。
でも、出方にムラがあると、ちゃんと赤ちゃんのお腹が満たせているのかどうか、
授乳のたびに心配になりますよね。
・1回1回の母乳の出方のムラは気にしなくてOK!
1回1回の授乳で母乳の出方のムラがあると、赤ちゃんに十分な量を飲んでもらえているのか不安になりますよね。時には、「すぐに目を覚まして泣いてしまうのは、お腹が満たされていないから。」と思うこともあるでしょう。
確かに、赤ちゃんが1回の授乳で飲む量には、大きな幅があるようですね。1回分の量が10㏄にも満たないこともあれば、200㏄以上と言うこともあります。
ママも赤ちゃんも、ある程度母乳に慣れてくれば、1回分の量もだんだんと安定してきます。特に新生児の間は1回分の量に大きな差が出やすいのですが、基本的には1日に飲む量はほとんど変わらないようなので、決して気にする必要はありません。
・母乳の出方のムラはおしっこやうんちの量で判断できる
赤ちゃんは母乳を飲むと、おしっこやうんちをします。もちろん、飲んだ分だけ全て、おしっこやうんちとして排出される訳ではなく、体内に吸収される分もありますよね。
おしっこやうんちとして排出されると言うことは、少なくとも排出される分よりは飲めていると言うことです。目安としては、1日に6回以上おしっこやうんちでおむつを交換していれば、まず母乳の出方のムラには問題ないでしょう。
この他には、授乳が1日8回以上できているか、機嫌が悪くないかなどをチェックしたり、授乳の前後で体重を測定したりしてみると良いでしょう。無駄に心配してついついミルクを足してしまうと、赤ちゃんのカロリーオーバーになるだけではなく、ミルクを足す癖になってしまうことがあるので注意しましょう。