実は気付きにくい!「乳腺炎」の前触れ
「乳腺炎」は痛みも伴い本当につらく、
もし前兆があればひどくなる前に対処できるかもしれません。
確かに、私が「乳腺炎」になったときも
「なんだか寒気がするので風邪ひいたかな。」くらいにしか思っていませんでしたが、
今思えばあの時すぐに対処できていればと悔やまれます。
多様な前触れ
よく耳にする「乳腺炎」の前触れは代表的なものでは、
悪寒がする・倦怠感・発熱など個人差があるようです。
おっぱい自体にもさまざまな症状が現れます。
例えば、おっぱいが熱を持つ・痛みを伴うしこりができる・
赤みを帯びる・腫れる・固くなる・痛みがある、などです。
しこりについては胸の奥のほうにある場合気が付きにくく
痛みもないため自覚症状がないこともあります。
うつ乳とは
医学的には「乳腺炎」の前兆、なりかけの状態のことをうつ乳というそうです。
乳管が詰まってしまって、腺房内に母乳が溜まってしまいしこりができて痛みを伴います。
このうつ乳が進行していくと、発熱や乳房の腫れなどを伴い、ひどければ「乳腺炎」を引き起こしてしまいます。
うつ乳は食生活の見直しや生活のリズムを整えることで改善しますが、「乳腺炎」は病院などにかからなければいけないことがほとんどです。
白斑とは
乳頭の先に水ぶくれのようなものがある、または水ぶくれのような跡がある場合、
この水ぶくれを白斑といいます。
「乳腺炎」の前触れです。
乳管の一部が詰まっている状態や詰まりかけていて炎症を起こしている状態にあたります。
乳頭の先を少しつまんで、まだ母乳がでるようでしたら少し揉んでみて完全に詰まらないように乳管を広げてあげます。水ぶくれをつぶしたら消毒を忘れないようにして下さい。
白斑の対処法としては、授乳の際普段と違う体制であげることがいいようです。例えば、フットボール抱きなどしてみるといつもは吸われにくい乳管の母乳が出やすくなるのです。
とにかく、おかしい!と思ったら早めに対処することで悪化を防ぐことができます。あらかじめ、近くにおっぱいマッサージをしてくれる産婦人科や助産院があるか調べておくことをお勧めします。市役所などに問い合わせてみるのもよいでしょう。