妊娠中の気になる母乳の「乳カス」正しい取り方♪
妊娠後期ごろになり日々の自分の体の変化に戸惑いを感じたり
悩みがでてくるママもいると思います。
乳首にある自分の乳カスが気になることありませんか?
けれど変にいじってしまったり、
触ってしまって菌に感染してしまったり、
赤ちゃんに,悪い影響があるような気がして
そのままなんとなく放置のママもいるのではないでしょうか。
今回はそんな乳カスの正体と原因について調べてみました。
そもそも「乳カス」って何?
妊娠中のママでしたら一度は耳にする乳カスという言葉。
妊娠後期ごろになると、乳腺が発達し、母乳分泌の体の準備がはじまります。
そのころになりと、乳首の先に古くなった角質のような、
白いカスのようなのもが固まってついていることがあります。
それが乳カスです。最初、乳カスという言葉は知っていましたがいまいちわからなくて、
出産後に向けてのおっぱいケアを助産師さんにしていただいたときに
「あら!結構乳カスがたまっていますよー。」
と言われおっぱいケアと一緒にとってもらいました。
するとまだ出産前なのに、母乳ような汁が乳首から出てきたのです。
このように出産前からからだは赤ちゃんを迎える準備しているのですね。
放っておくと乳腺炎の原因「乳カス」は自分で取れるもの?
先ほど記載したように、わずかに出た母乳の成分が
乳首につまり乳カスとなるようです。
それをむりやりとる必要はないのですが、
つまったまま放置しておくと、乳腺を詰まらせ、
乳腺炎の原因になる場合があります。
乳腺炎防止のためにもすこしずつ柔らかくして除去する方法がいいようです。
しかし乳カスをとるということは、乳首に刺激を与えるということでもあるので、
ホルモンバランスの関係でお腹が張ってしまうこともあります。
そんなときは、無理して乳カスを除去することはやめましょう。
もちろん乳カスを取ろうとし、お腹が張ってしまったからといって
そこから陣痛が起こることはないのですが、
デリケートな妊娠中はなるべく無理はしないでくださいね。
どのように乳カスをとるの?母乳外来でケアを受ける前に♪
乳カスのとり方としては、なるべく刺激を与えないように、
オイルなどでふやかしてとるといいようです。
決して、こすって落とすようなことはしないで、
お腹の張りがきになったり、乳首を触るのが怖い場合は、
湯船につかったり自然と乳カスを柔らかくし、
普段通りに体を洗う感覚で少しずつ乳カスを落としていくという気持ちでいいと思います。
それでも取れない場合や、乳カスが気になる場合は、
刺激のすくないオイル(ベビーオイルがおすすめです)を含んだコットンを
乳首にあて上からラップなどをし、少しの時間放置します。
そうすると、乳カスがふやけるので、あとは普段通りに入浴し体を洗ってもらえれば落ちると思います。
なかなか怖くて乳首にさわれない方もいると思います。
そんなときは無理せず、かかりつけの病院で
お医者様や助産師さんに相談するのもいいと思います。
かわいい赤ちゃんを迎えるために体は日々変化していて、
人間って本当に不思議ですよね。
大変なことや不安なこともあると思いますが、
一人では悩まずみんな同じ気持ちということを忘れないでくださいね♪