乳腺炎予防と悪化させないための効果的なカンタン♪お風呂の入りかた
授乳中のママにとって気を付けたいのがおっぱいのトラブル乳腺炎です。
乳腺炎は乳管がつまり、母乳が溜まって乳腺が炎症を起こしてしまうことで発症します。
乳腺炎は誰でも、特に授乳中のママは発症する危険があります。
私もミルクとの混合育児で、自慢するほど母乳も出ていなかったのですが、いきなり発症しました。ですからどんなママでも油断は禁物です。
そんな乳腺炎ですが毎日入るお風呂でも入り方ひとつで乳腺炎予防になります。
予防のための、又は乳腺炎になったときのお風呂の入り方とは
どのようなものか、調べてみました。
乳腺炎予防のためのお風呂の入り方
赤ちゃんと一緒だと、どうしても自分の入浴に時間を割いていられない!
さっと入るか、自分はシャワーですましちゃう!ってママもいますよね。
でも乳腺炎予防のためには、きちんと湯船に使ってリラックスするのが大切。
お風呂は41~38℃くらいがリラックスできる温度です。身体が芯から温まったときに乳房を少しゆらしてほぐしてあげましょう。
こうすると血行が良くなって母乳量も増え、母乳の脂肪分も溶けてサラサラになるので、
乳腺炎の原因である乳管の詰まりを予防することにもなります。
私も授乳中、お風呂に入ると張って母乳がたらり・・・と勝手に出てきていました。
張って痛いときはそのまま少し絞ってやるとより乳腺炎予防になります。絞ってもお風呂だから服が母乳でベタベタになる心配もないし気楽ですね♪
お風呂でリラックスすること自体も、乳腺炎予防になります。
育児の合間に、肩の力を抜くことも大切なんですね。
乳腺炎になった時のお風呂の入り方
もし乳腺炎にかかってしまったら?炎症で熱を持ったおっぱいを温めると乳腺炎は悪化するので、
そんな時は湯船に入らないでシャワーだけにします。
でも、張ってしこりがあるけれど熱を持っていない時は、
逆に湯船につかり「詰まり取りおっぱいマッサージ」をしてみましょう。
マッサージといっても、しこりを揉んではいけません。痛いし悪化します。
やり方は、湯船で十分温まったら
①乳頭をひねったり引っ張って柔らかくし、
②乳輪周りを指で押して母乳を出します。
③そしてしこりの部分を乳頭に向かって優しくグーッと押します。
これを繰り返しながら5分くらいやると、蓋のようになっていた乳管の詰まりが取れて溜まった母乳が出てきます。
・・なるほど、乳腺炎でしこりになっても熱を持っていなければ、お風呂で母乳の出を良くしてからしこり解消をするのもアリというわけですね。やりすぎると悪化しかねないので気を付けてください。
乳腺炎予防にも、解消にもいい「半身浴」の入り方
半身浴は血行促進して美容にいいことで知られていますが、なんと乳腺炎の予防にも、またつまり解消のためにもとても効果的だそうです。
半身浴は40~37度のぬるめのお湯に、みぞおちくらいまで浸かり、
そのまま20分ほどリラックスして入ります。アロマやゆったりした音楽を聴くのもリラックスに効果的。
乳房が湯に入らないので、乳腺炎になっていても胸を温めずに湯船に入ることができます。
これはちょっと嬉しいですよね。
肩が寒いときは、乾いたタオルをかけると良いですよ。
冬場は湯から出ているところが冷えるので特に風邪に注意してください。入浴後はお水を飲んで水分補給をしましょう!
半身浴をする余裕のないママは、足湯だけでも血行促進効果があります。
授乳しながら洗面器等で足湯をすると、母乳量も増え、詰まりを吸い出しやすくなります。
お風呂でリラックス&血行促進は、おっぱいにもとっても良いんですね♪