乳腺炎一歩手前!?痛~いうつ乳がスッキリ和らぐ解消法!
うつ乳とは、母乳が乳房の中でうっ滞している(溜まっている)状態のことを言います。
うつ乳が悪化すると乳腺が圧迫されて炎症を起こし乳腺炎になってしまいます。
なんだか最近授乳中におっぱいがチクチク痛い。乳房にしこりがある。
乳房が重く、授乳してもすっきりしない。などの症状があれば、
それはうつ乳になっている状態かもしれません。
乳腺炎は悪化すると手術しなければならなくなる怖い病気です。
うつ乳の段階で解消できれば乳腺炎は防ぐことができます。
うつ乳解消法1 赤ちゃんに吸ってもらいましょう。
うつ乳になってしまうと痛いですよね~。
授乳するのもゴリゴリで辛いですが、うつ乳は赤ちゃんにたくさん吸ってもらうのが一番早い解消法です。
でも溜まった母乳って新鮮じゃなさそう・・。赤ちゃんに飲ませていいものか?って思うママもいることでしょう。
確かに溜まった母乳は美味しくない!
私もうつ乳になったとき、赤ちゃんの飲みが悪いので自分でなめてみたら・・。うえ~なんだこの味は!しょっぱくて苦かったのです。こりゃ嫌がるわけだ。と思いました。
でも、赤ちゃんが飲んでも別に害はないそうです!
飲みが悪い時は先に少し絞って、出が良くなってからあげると飲んでくれます。
あと、溜めないようにいつもより頻回授乳するといいですよ!
飲ませるときは、しこりをグーっと乳首に向かって押します。
こうするとしこりが小さくなるのも早いんですよ♪ちょっと痛いですけどね・・・。
乳腺炎よりマシですから!
うつ乳解消法2 すっきり!おっぱいマッサージ
マッサージ、といってモミモミするわけじゃありません。
(むしろモミモミすると炎症を起こしかねないので要注意!)
うつ乳を治すには乳管の「つまり」をとらなければいけません。
しこりのあるおっぱいを底から持ち上げ揺らし、血行を良くします。
私はこの段階でもうちょっと張ってきました。痛いです。
次は乳首をねじったり引っ張ったりギュ~っと押したり。するとじわっと母乳がにじんできます。
乳首の先に白い乳カスが見えたのでニキビみたいに指で押し出して取り除きました。
片方の手で乳房を支え、もう片方の手の指3本を使って乳輪周りをぐっぐっぐっと押します。
同時に乳房のしこりもグーッと押してやります。
10分ほどやると、最初ポタポタ・・だった母乳が、
詰まりが解消していくとピュー!と出るようになりました!
マッサージをやるときは、お風呂の中でやると血行も良くなるし
母乳が飛び散っても後が楽なのでおススメです。
このマッサージでチクチクしていた痛みはずいぶんなくなりました。
しこりは完全には消えませんでしたが、あとは赤ちゃんにたくさん吸ってもらううちに解消していきました♪
うつ乳解消法で気を付けること!
痛いうつ乳は、早く解消したいものですよね。
でも間違ったマッサージをやってしまうと、より悪化しかねません。
※乳房が炎症を起こして熱いときは完全に乳腺炎になってしまっています。
悪化するといけないのでマッサージは控えて病院に行きましょう。
※自分でのマッサージに不安があるときは、プロにお願いするのもおススメです。
母乳相談室や、お世話になった産婦人科、助産院などで相談すればマッサージしてもらえます。
※マッサージで完全にしこりを取ろうとしないで、基本は赤ちゃんへの授乳を中心にしてください。
頻回に、そして色んな角度から飲ませることがポイントです。