乳腺が詰まりやすい人はこんな人!具体的な特徴は?
同じように母乳育児をしていても、乳腺が詰まりやすい人もいれば、そうでない人もいます。前者には、生まれつきの体質も関係していますし、食生活や生活習慣の送り方も大いに関係しています。
自分の元々の体質が不利な体質なのかどうかが分かれば、対策の取り組み方もだいぶ変わってきますよね。もちろん、母乳育児をしている人であれば、誰でもトラブルを起こす可能性はあるので、体質的に有利であっても油断は禁物です。
・プロラクチンが多い人や乳腺の細い人は、乳腺が詰まりやすい!
生まれつきの体質で乳腺が詰まりやすい人の特徴として、まずはプロラクチンの多い人が挙げられます。プロラクチンは母乳の生成を促すホルモンで、プロラクチンが多い人は母乳の生成が過剰になりやすいです。
1回の搾乳で200㏄以上もの母乳が出る人もいて、こんな人が乳房に母乳が溜まりやすくなるのは当然ですよね。母乳が過剰に生成される場合には、授乳前にある程度搾乳をしたり、軽く乳房を押さえて圧抜きをしたりすると良いでしょう。
それから、乳腺が細い人も詰まりやすいのですが、こればかりは自分で細いかどうかを判断することは難しいです。授乳時間をきちんと決めるのはもちろんのこと、極端に授乳間隔を空けずに、コンスタントに赤ちゃんにお乳を吸わせるのも良い対策です。
・糖分や脂肪分の多い食生活、ストレスの多い生活を送っていると、乳腺が詰まりやすい!
乳腺の詰まりやすい人の特徴として、糖分や脂肪分の多い食生活、ストレスの多い生活を送っている人も挙げられます。母乳は血液で、糖分や脂肪分の多い食生活は血液、さらには母乳をドロドロに詰まりやすくします。
特に洋食は糖分も脂肪分も多くてハイカロリーなので、できるだけサラッとした和食中心の食生活を心掛けた方が良いです。もちろん、糖分も脂肪分も多い洋菓子も控えめにしましょう。
ストレスや疲労は育児中のママにとっては当たり前なのですが、極度のストレスや疲労は体が緊張状態になって血液の流れを悪くします。ストレスや疲労による血行不良も母乳詰まりの原因となるので、適度なリフレッシュが大切です。
乳腺が詰まりやすい人でストレスや疲労の溜まりがちな人は、乳房だけではなく肩や背中などのマッサージを行うのも効果的です。たまには、育児を家族や親戚にお願いして、自分の自由時間を作ってみるのも良いでしょう。