私よりツライ人いる?!乳腺炎の体験談
私には子どもがふたりいるのですが、上の子のときは卒乳までの間、一度も乳腺炎にはならずに済みました。
けれども下の子は、既にもう2回なっており、今も警戒中です。
今回は、そんな私の乳腺炎の体験談について書かせて頂きたいと思います。
はじめての乳腺炎
はじめて乳腺炎になったのは、下の子が4ヶ月頃のことでした。
朝から胸にチクチクとした軽い痛み(痛みというよりは違和感に近い)を感じていましたが、気にせずにいたところ、お昼頃にはゾクゾクとした寒気がしてきて熱も上がってしまいました。
その時には胸の痛みがズキンズキンと朝よりも強くなっていたこともあり、「風邪ではないのかも」となんとなく感じ、ネットで調べて初めて「乳腺炎」だと分かりました。
小さな子どもがふたりいますし、パパも仕事で預けることもできないので、自力でなんとかならないかと搾乳を試みました。
乳頭の先を観察しながら色々な角度から絞ってみると、一カ所白い点のようなものが浮き上がっているのに気がつきました。
その点が浮き上がる場所を狙って圧迫し続けると、詰まりがスポッと取れたのか、急に母乳が噴水のように勝手に溢れてきて一気に体が楽になりました。
症状の軽いうちに自力で治すことができてホッとしたのを覚えています。
2度めの乳腺炎
2度めに乳腺炎になったのは、最初の時から2ヵ月後くらいだったと思います。
この前自力で治せたのだから今回もすぐに治せるだろう、と甘く見ていたのですが、搾乳をしても、赤ちゃんに飲んでもらっても一向に詰まりが取れず、熱はどんどん高くなり、38度を超えてきました。
これは危険かも知れない、と思いましたが病院には行けず、その日は葛根湯を飲んで早めに就寝しました。
翌朝になって熱は少し下がっていたもののまだ微熱程度あり、ふと胸を見てみると一部分が叩いたように真っ赤になっていました。
それでも懲りずに赤ちゃんにひたすら飲んでもらっていると、角度を変えたのが良かったのか、そのうち少しだけ痛みが和らいできたような気がしました。
体も少し軽くなったような感じがして熱を計ると、平熱程度まで下がっていました。
それでも赤みとズキズキとした痛みは消えず、不安になり、色々と調べて出張専門のマッサージをして下さる助産師さんに電話を掛けてみました。
生憎予約がいっぱいだったのですが、電話口で丁寧に話を聞いて下さり、熱の経過などから「感染性ではないと思うよ」と判断してもらい、アドバイスをたくさんもらえて安心しました。
アドバイス通りに、こまめな授乳と、日中もなるべく横になって休むようにし、1週間程度で痛みと赤みも完治しました。
まとめと考察
私の場合は、食事が原因なのではなく、2度の乳腺炎ともに睡眠不足と疲れが原因していたのだと思っています。
2度ともあまり眠れていない時に発症しました。
じっとしていられず、ついつい無駄に動き回ってしまう性格なのですが、乳腺炎を予防するためにも、子どもたちがお昼寝をしている時には、ほんの少しでも一緒に横になる時間をつくるようにしています。
また、ラッキーなことに私は2回とも非感染性の乳腺炎だったので、病院に行かずに治すことができましたが、もし仮に感染性であったとしたら、自力でなんとかしようと我慢をして最悪の状態になっていたかも知れません。
できることなら、早めに病院に行って診てもらうのがやはり一番だと思います。
乳腺炎は痛くてつらいものですので、なってしまう前にしっかり予防できたら良いですよね。