産前に母乳が出てきても大丈夫?これって初乳?色は?
産前、妊娠中におっぱいから
じわりと母乳のようなものが出てくるケースがあります。
突然出てくると、心配になることもあるかもしれませんが、大丈夫。
赤ちゃんを迎える準備がしっかりできているということですよ。
ここでは産前に出てくることがある物質は何か、ご紹介します。
産前に出てくるのは初乳じゃない?色は?
産前におっぱいから出てくるのは、初乳ではなく分泌物です。
初乳は産後出てくる、ドロッとした黄色い母乳です。
分泌物が出てきたということは、おっぱいに放射線状に走る乳腺が発達して、
母乳を生成する準備ができているということなので、安心してください。
もちろん、これには個人差があります。
助産師さんにマッサージをしてもらってにじみ出てくる場合や、
出てこないこともあります。色も黄色い色から透明になったり、
透明だったりと個人差があります。
産前に出てこないからといって、
準備ができていないとは考えないでください。
妊娠、出産、産後の母乳育児は、人それぞれ異なって当たり前だし、
違って良いのです。比べる必要は全くありません。
産前に出てくるのは色も初乳と違う!出産に向けてできることはある?
産前に分泌物が出てきていても、出てこなくても、
産後の母乳育児のためにできることを今からしておきましょう。
安定期に入ってからですが、
お風呂に入った時におっぱいをマッサージします。
左のおっぱいなら右手でおっぱい全体を持ち、
左右、上下、回転を10回ずつします。反対も同様です。
出産が近づいてくると、足もむくみやすくなります。温かいお風呂でゆっくり足首を動かし、リラックスします。
足首の内側、うちくるぶしから指4本分くらい上がったところに、三陰交というツボがあります。
ここは「安産のツボ」ともよばれ、妊娠期間中はここを温めることが大切です。
安定期以降は、ここをマッサージすると気持ちいいですよ。
おっぱいは強く持ちすぎると、乳腺が傷つくこともありますので、注意が必要です。
これらのケアは、すべて私が出産した助産院の助産師の先生に教わったものですので、
安心しておこなっていただけたらと思います。
産前に初乳と色が違う分泌物が、出産までの準備を整えて
産前に初乳とは違うとはいえ、分泌物が出てきたということは、もうすぐ出産ですね。
今の気持ちはどうですか?待ち遠しいですか?やっと来た!という感じですか?
妊娠期間もあと少し。
初めての出産なら、だんなさんと二人で過ごす時間もあと少しですね。
是非、二人でしか行けないところ、できないことをする時間を作ってください。
2回目以降の出産なら、出産のことは何もいいません。
でもあと少しの間、上の子達を甘えさせてあげてください。
出産を終えたら、すぐに母乳育児がスタートします。待ったなしです。
出産までは、穏やかな気持ちで毎日を過ごせばいいでしょう。
そしておいしい母乳を赤ちゃんに飲んでもらうためにも、バランスの良い食事を続けて出産を迎えてくださいね。