このしこりは乳口炎? 治すにはどうすればいい?
乳口炎って知っていますか?
乳腺炎はよく耳にしますが、乳口炎はあまり聞いたことない人もいるかと思います。
私自身、乳口炎のことをあまり知りませんでした。
では乳口炎とはどんなものか、
原因や症状、治し方を勉強していきましょう。
乳口炎とは?
乳首の先に、ぷつぷつとしたおっぱいが出る出口がありますよね。
そこに炎症を起こした状態を乳口炎と言います。
乳腺炎の場合は乳腺の炎症です(おっぱいの通り道)。
乳口炎の場合は、白斑と言って白いぶつぶつがおっぱいの出口にできたり、
水泡ができるので乳首を見たらわかると思います。
乳首が傷つく
乳口炎の原因は、おおまかにいうと、乳首が傷つくとなります。
具体的にどんなことでなるのか説明してきます。
まずは、脂質の多いものを食べ過ぎると、どろどろのおっぱいになり乳口がつまります。
乳製品、菓子パン、揚げ物など取り過ぎるとおっぱいトラブルになりやすいです。
おっぱいのあげかた
次に、赤ちゃんへのおっぱいのあげかたです。
一定の方向ばかりに出あげていたり
おっぱいをつぶすように飲ましていると乳口炎になりやすいです。
参考までに、おっぱいのあげ方や授乳姿勢についてまとめた記事がありますのでご参考にしてください。
産後って、育児のストレスすごく溜まりますよね…
外にもなかなか出れないし食べ物しかストレス発散方法がない!
なんてかたもいるかもしれませんね…(涙)
わたしも実際、産後は食べ過ぎて乳口炎になったことあります。
乳口炎の治し方
乳口炎になったら、まず原因は何か「振り返って」考えることです。
食事であれば食事を改善させること。それから赤ちゃんにたくさんすってもらいつまりをなくすことですね。
大抵は赤ちゃんが吸ってくれれば、白斑が取れ開通するんですが…うまくいかない時もあります。
痛いからと言って授乳は止めたらいけません。
やめると今度は、乳腺も炎症を起こしてしこりができてしまいます。
しこりができたりすると乳腺炎も発症してしまいますので気をつけましょう!
白斑が取れない時は、おっぱいを温め分泌をよくしたり、
傷があれば馬油をぬって保湿したりするのがいいですね。
塗った後はラップをして保湿するといいです。
傷がどうしても痛む時は、赤ちゃんが嫌がらなければ
乳首の保護する道具もあるのでそれを使用するのもいいでしょう。
しこりができてしまったら
上記にも書きましたが、乳口炎を発症していてしこりができてしまった場合は、
乳口炎と乳腺炎、両方発症している可能性があります。
しこりの部分を優しくマッサージしてつまりをとりましょう。
でも、そうならないように上記のことをして防ぎましょう!
自分ではどうにもならないって時は助産師さんに相談しましょうね。
たまに針を使おうとする人もいるみたいですがそれは絶対だめですからね!!
乳口炎は繰り返しなることが多いようです。
自分がなぜなるのか原因がわからない時は
いろんな人に相談して解決できるといいですね。
母乳育児はしあわせなことばかりではありませんががんばりましょう。