おっぱいを圧迫して乳腺炎になりかけてしまったコワーイ話
あれは辛かったなーくらいのエピソードは、
母乳育児をしている人なら誰でも持っているのではないでしょうか。
時間がたてば、あんな事があったな、
と笑い話になることも、その時は泣いてしまうほど辛いものです。
私には、乳腺炎にまつわる失敗談が2つあります。
圧迫されたおっぱいはガチガチ、ゴリゴリの石のようになった
1.授乳や抱っこで肩こりがひどく、
うつぶせ寝の状態で肩と背中のマッサージをパパにやってもらいました。
20分位やってもらい、結果、肩はスッキリしたのですが、
なんとおっぱい全体が、ガチガチになって痛くなってしまいました。
おっぱいの基底部マッサージのようになってしまったようです。
2.ある朝おっぱいの痛みで目を覚ます。
あれ?どうしたのだろう…? 夜中の授乳を添い寝で行い、
赤ちゃん共々ウトウトそのまま寝る毎日。
痛いおっぱいを触ると下の方がゴリゴリしていて、
その部分を鏡でみると 明らかに赤くなっていました。
その日は夜中の授乳後、ブラジャーの下のゴムの部分が
おっぱいを圧迫していました。
夜間は特に母乳がつくられる時間なので、
その時に一定部分が締め付けられて、乳汁が溜まってしまい
硬いしこりになってしまったのではと思いました。
熟睡していたので、そんな状況になっているとは朝まで気付かずに…。
おっぱいを圧迫しない工夫を(乳腺炎対策)
- 授乳による肩こり腰痛でマッサージを受ける場合はうつ伏せはやめましょう。
- 下着による圧迫がないようにゆったりサイズを着用しましょう。
- もし、ガチガチ・ゴリゴリのしこり等ができてしまった場合は速やかに対処しましょう。
しこりのある方向に、赤ちゃんの下あごを持っていき授乳させます。
その時に しこりを自分の手でギュッと圧迫し
溜まっている乳汁を赤ちゃんに吸い取ってもらうイメージでやるとより良い感じです。
抱っこではできない角度であれば、赤ちゃんを仰向けにして
自分が覆いかぶさるようにして授乳してみるとよいでしょう。
頻回に授乳させてみてください。
症状が改善できない場合は、
出産した病院などに相談するか、助産院などの母乳外来を受診した方がよいと思います。
おっぱいは過度に圧迫すると乳腺炎になってしまうかも
私の場合、授乳育児をする前に、あまり勉強をしなかったのと、
経験談を聞く機会もそれ程なかったので、
おっぱいを吸われて激痛だったり、乳首に亀裂が入って痛かったり、
乳腺炎での痛みや、発熱がこんなにも辛いものかと、めげることが多くありました。
そして誰も、こんなに大変と教えてくれなかった!と人のせいにしてしまう始末。
でも、おっぱいの圧迫はどうなるからダメなのか、
事前に知識を少しでも持って、対処方法を知っていれば、
こんなに辛くはなかったのかな?と思います。