白斑は乳腺炎の一種!治らないときはどうしたらいい?
「乳腺炎ではないけど、白斑ができてなかなか治らない。」なんて、思っているママはいませんか。白い小さな粒ができて、赤ちゃんにお乳を吸わせている時に、痛みを感じることもあるでしょう。
症状が酷いと、白い大きな膨らみになったり、何もしなくても痛みを感じることもあるかも知れません。痛みのせいで「母乳育児を止めたい。」なんて言うことにならないように、早めに簡単な治療法が見つかると良いですよね。
・母乳を正しくあげること
実は、白斑は母乳が詰まってできるもので、軽度の乳腺炎のようなものです。赤ちゃんが上手にお乳を上手く飲めなかったり、ママが赤ちゃんに上手にお乳をあげられなかったり、添い乳をしたりすると、発症することがあります。
なので、白斑が治らない時には、母乳のあげ方を見直した方が良いでしょう。正しい母乳のあげ方は、赤ちゃんに大きく口を開けてもらって、口の中に乳輪までしっかりと加えさせることです。
胸のハリやしこりが気になる場合には、母乳をお休みしたいところですが、痛みを我慢してでも、とにかく赤ちゃんに母乳をあげてください。横抱きや縦抱きなどの色々な抱き方をして、色々な角度でお乳を吸わせると、痛みがマシになるだけではなく、母乳の詰まりを解消するのに効果的です。
・温めるか冷やすかは症状に応じて判断!
「白斑が治らない時には、冷やした方が良い。」と思っているママは、非常に多いものです。確かに、症状が酷い場合には、温めて血行を良くすると、母乳がどんどん溜まってますます詰まりやすくなることがあります。
でも、乳腺炎の初期症状の場合には、温めて血行を良くしてから、積極的な授乳を心掛けると解決することがあります。温かいものを食べたり飲んだりするのも良いですし、ゆったり湯船に浸かるのも良いでしょう。
脇の下辺りから乳首にかけて、乳房を全体的にほぐしながらマッサージを行うのもお勧めです。これらの方法を試しても白斑が治らない場合には、母乳外来を受診して専門家によるマッサージを受けるのも、セルフケア以上の高い効果が期待できます。