母乳が多くて出産後に乳房が張る!こんな時の誤ったNG対処法
出産後に母乳が多く分泌されるのは有難いことでもあるのですが、
乳房が張るので困ることもありますよね。
いや、中には「多い分には何の問題もないだろう。」
と特に気にしない人もいるかも知れません。
でも、ちょっとした症状が気付かない間に、
とんでもない症状に発展していることも。
できるだけ育児で忙しい時期のトラブルを避けるためにも、
誤った対処法と正しい対処法の両方を知識として知っておくと良いかも知れませんね。
・搾乳のし過ぎは張り返しの原因にも!
出産後に乳房が張る時に、一生懸命に搾乳して中身を取り出そうとするママは多いでしょう。でも、搾乳のし過ぎも、赤ちゃんがお乳を欲しがっているものだと錯覚させることで、母乳がますます多く生成されて張り返しに原因になることがあります。
搾乳するのは、症状が辛い時、乳首が硬くて赤ちゃんが吸いにくそうな時だけにしておくのが無難です。それで、搾乳の方法なのですが、まずは乳輪の一番外側のラインに親指と人差し指の2本の指を当てましょう。
そして、真っ直ぐ自分の体に向かって、胸に圧を加えます。次に、親指と人差し指でつまむようにして搾り取り、反対の手で哺乳瓶を持って母乳を受けましょう。
・授乳の仕方を工夫することで乳房の張りが解消することも!
出産後の授乳に慣れて余裕が出てきたら、赤ちゃんに上手に母乳を飲ませること、赤ちゃんに上手に飲んでもらうことを心掛けて、授乳の方法を工夫してみると良いかも知れませんね。色々な方法を試しているうちに、乳房が張るのが改善することがあります。
まず、抱き替えるのが面倒だったり、赤ちゃんの機嫌を伺いながら、ついつい片方の乳房のみで授乳をしていることはありませんか。「左右交互に5分ずつ」などと時間を決めて、左右バランス良くお乳を飲ませるのが乳房の張り対策に効果的です。
それから、授乳する時の抱っこの仕方も色々な方法を試してみると、色々な乳管を刺激して母乳の詰まりを解消しやすくなります。赤ちゃんにとっても、色々な抱っこの感覚を楽しめて良い刺激になるかも知れません。
この他には、硬い部分をマッサージしてほぐしながら授乳すると、授乳しているうちにしこりが取れることがあります。マッサージを授乳前に行って、赤ちゃんの吸いやすい柔らかい乳首にしてあげるのも良いでしょう。