授乳中のママが気になる!乳腺炎になりかけている3つの症状
授乳はお母さんと赤ちゃんの大切なコミュニケーション。
母と子のきずなを感じられる幸せな時間ですね。
けれども授乳中のおっぱいはトラブルが多いのも事実。
最もよく聞かれるのが「乳腺炎」です。
乳腺炎にかかるとせっかくの幸せな授乳時間が痛くてつらいものになってしまいます。
乳腺炎は授乳中に最も発症します。
しかし、症状が軽いうちに対処すれば病院に行かずに治すことができます。
初期症状を見逃さずに早い段階で対処することがとても大切。
そこで、乳腺炎の初期症状がどんなものなのかご紹介します。
乳腺炎になりかけている?症状①「乳房の痛み」
乳腺炎になりかけているとき、ほとんどの人が感じるのが乳房の痛みです。
どんな痛みかというと、チクチクといった内側から針でツンツンされていうような痛みです。
これは母乳育児のママであれば、授乳感覚が空いた等でおっぱいに母乳が溜まると感じたことのある痛みでしょう。あの「あ~溜まっているな。痛いし重たいな~」というときの痛みです。
私が乳腺炎になったときは、いつもの「張っていてチクチク痛むな」程度から、わずか2日であっという間に赤く腫れて激痛になりました。
乳腺炎は放っておくと母乳はどんどん溜まって痛みも増していき、ひどくなると腕を動かすだけで痛みが走るようになります。
油断は禁物ですね。
乳腺炎になりかけている?症状②「乳房のしこり」
乳腺炎の特徴で最もわかりやすい症状が乳房にしこりができることです。これは、詰まった乳腺が母乳でパンパンになり炎症を起こしている状態。
炎症を起こしているので、しこりの部分は赤く腫れ熱を持っている場合が多いです。熱を感じられなくても押すと痛みがあるのであればやはり乳腺炎になりかけている状態です。
しこりは大小さまざま。また乳腺は乳房の中に放射線状にあるので、場所もさまざまです。ママの中には同時にいくつもしこりができたという人や、大きなしこりがドーンとできる人もいるようですね。
しこりは境界線があいまいで、わずかに弾力がありました。ほのかに熱く赤くなって熱が籠った感じです。パツパツに張っていて押さなくても乳房全体が痛いですが、押すと更に痛いです。
乳腺炎になりかけている?症状③「乳首に白い粒」
ある日、さて今日も授乳~♪とおっぱいに赤ちゃんが吸い付いた途端「いだだだだ!」と乳首に激痛が走りました。
あわてて乳首をよ~く見るとニキビのようなポチがある・・・。実はこれも乳腺炎の症状でした。
これは「白斑」と呼ばれる、母乳を通す乳首の穴が詰まってできるもの。母乳や細菌感染などで乳管が詰まり「蓋」が出来ている状態です(乳口炎)。
蓋があるので当然母乳が出なくなりおっぱいの中にどんどん溜まっていきます。その結果、乳腺は炎症を起こし乳腺炎になってしまうのだそうです。
このポチは、半透明の白でニキビのような水泡状になっていました。触ると痛く、授乳も激しい痛みでとても苦痛になって苦労しました。
乳腺炎の原因はさまざま。原因に思い当たることがあればすぐに解消し、早めに病院に行きましょう。そして赤ちゃんにたくさん吸ってもらいましょう。乳腺炎になりかけているときは授乳が一番の治療法になります。