乳腺炎の初期段階「しこり」を見つけたら…
母乳育児で子育てをしているママさん、乳腺炎はご存知ですか?
乳腺炎の初期段階としては、つまり・しこり・痛みなどがあります。
授乳の際に、
・吸われるとチクチクとした痛みがある
・乳頭に白い水ぶくれのようなものがある(白斑)
・いくら吸わせても乳房の張りが残った感じがする・一部がしこりとなっている
・しこりを押さえると痛む
このような症状が見られたら、まず食事内容の見直しから始めましょう。
油っこいものや肉類・乳製品・洋菓子系スイーツは避け、野菜中心・和食中心を心掛けましょう。
食事内容の改善を行ったあとは、授乳姿勢!
しこりというものは、乳腺の一部が詰まったことによって母乳の出口がなくなり、うつ乳状態のことです。
乳腺炎になる原因には、ママさんの食事内容・ストレス・赤ちゃんの吸い癖・授乳間隔の開き・授乳回数の減少が挙げられます。
こういう状況が重なったりするとおっぱいがつまりやすく、しこりになったりするのです。
ママさんの体質によっても乳腺炎になりやすいことがあります。
つまりやしこりが見られたら、症状に応じての対処を
乳腺炎の状態にもよりますが、まずはつまりとしこりを解消するために頻繁な授乳をするようにしましょう。
授乳の際には授乳姿勢も気にしなければいけません。
いつも同じ抱き方や姿勢で吸わせると、中々吸われない乳腺があったりするのでつまりやしこりになりやすくなってしまいます。
抱き方は、縦抱き・フットボール抱き・横抱きなど色々と角度を変えながらにしましょう。
乳腺炎の症状がある方の乳房から吸わせるというのもポイントです。
それから、助産師さんの指示のもと、乳管開通のためのマッサージをするのもいいですね!
マッサージは入浴中の身体が温まった時にすると、血液の流れが良くなりつまりの解消に効果的です。
そして、乳腺炎が悪化して熱が出た時はへたにいじらずに冷やすようにしましょう。
急激に冷却するのは良くないですので、冷やす場合はタオルを巻いたアイスノンや、濡らして冷蔵庫に入れておいたキャベツの葉をスポーツブラなどの間に挟むことで冷却効果を得るのも効果的です。
ほかにも、じゃがいも湿布、里芋湿布というのがオススメです。
薬局やラッグストアに市販されている葛根湯を飲むのもGood
葛根湯は効き目は穏やかですが、授乳中でも安心して飲めますし、
発汗作用があり炎症を解消する作用があります。
乳腺炎になってしまうと、とても不安になったりするのですが、まずは乳腺炎を治すことが一番です。
1人で悩まずに、かかりつけの病院などにご相談しましょう。