【病院に行く前に】乳腺炎での高熱の下げ方3つ♪
授乳やオムツ替えなどの赤ちゃんのお世話をするのは大変ですよね。
早く熱を下げたくても、薬を飲んだら授乳時、赤ちゃんに移行するのでは…?
どうすればいいの?と躊躇されているお母さんも多いのではないでしょうか。
ここでは高熱が出たときの対処方法から、
授乳中にでも飲めるお薬や民間療法、予防方法までお伝えします。
① 早く乳腺炎の高熱を下げたい…薬は飲めるの?
高熱のみならず悪寒、関節痛、頭痛をともなうのが
乳腺炎の代表的な症状です。
赤ちゃんのお世話で疲労や寝不足がたまっているママの身体にとって、
それは予想以上につらいもの。
乳腺炎で高熱がでたときには、まず我慢しないで熱をさげましょう。
熱が下がれば悪寒や関節痛などの症状も和らぎ、
赤ちゃんのお世話をすることにも余裕がでてきます。
授乳中でも処方してもらえる解熱剤がありますから、
産院で処方してもらうことも良いでしょう。
妊娠中の頭痛にもよく処方されるカロナールは、
授乳中であっても使われるお薬のひとつ。
また漢方薬は授乳中に飲んでも比較的安全だとされているので、
乳腺ケアをされる助産師さんからもすすめられるママが多いのだそうです。
② 漢方薬に乳腺炎の高熱を下げる効果はあるの?
近頃ではドラッグストアでも手に入る漢方薬。
たくさんの種類がありますが、
症状や体質に合ったものを選べば良い効果が期待できます。
以下に乳腺炎に使われる漢方薬を紹介します。
薬剤師さんや漢方医に相談してから使うようにしましょう。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)という漢方薬は熱を下げる効果が期待できるほか、
抗菌作用や消炎作用で乳腺炎のさまさまな症状を改善します。
葛根湯(かっこんとう)は、乳腺炎の初期に最も効果を発揮します。
おっぱいが詰まり気味で体力も落ちてるし、乳腺炎になるかも…?
といった、”なんとなく調子が良くない”というときにも飲めるので
乳腺炎予防のために葛根湯を常備するママも。
全身の血流を改善、促進し、症状の緩和が期待でき、
乳腺炎予防につながります。
③ 高熱が下がれば乳腺炎の諸症状も緩和されていく?
解熱剤などで熱が下がっても乳房の痛みや腫れが改善するには時間がかかり、
乳腺炎でパンパンに張った状態で授乳することには相当な痛みがともないます。
歯をくいしばって授乳したというママの声も…。
できれば信頼できる助産師さんに乳腺開通マッサージをしてもらいましょう。
助産師さんオススメの生薬製剤のひとつがワグラスD。
化膿、炎症疾患改善薬であり、乳腺炎の回復促進を効能としています。
また膿を排出し、解毒作用、解熱作用がある牛蒡子(ごぼうの種)を煎じて飲むことも、
乳管開通につながり、乳腺炎を回復させます。
食事や寝不足、ストレスなど乳腺炎になる原因はさまざまですが、
症状に合わせて素早く対応することで少しでもラクに乳腺炎を乗り切りたいものですね。