【いよいよ来たか乳腺炎】乳カスの取り方と対処法は?

8975c2d35515b347ab5fc7db9dcaac54_s

痛みや熱、悪化すると切開にまで至ることもある乳腺炎。程度の差こそあれ、乳腺炎になったことのないママの方が少ないのではないでしょうか。

 

では、乳カスは乳腺炎の症状なのでしょうか。その取り方についても考えます。

 

乳カスは、よく聞かれる乳栓とは異なります。乳腺炎で乳腺に詰まりができ、それが取れたのが乳栓です。同じ読み方でややこしいですが、乳栓が取れると、詰まっていた乳腺が開通し、母乳が勢いよく出てきてくれます。

 

これに対して乳カスは、妊娠中に乳首の先につく白い物質です。胎盤ができ、出産の準備をしていくプロセスで、乳腺も母乳を作る練習をしていくんですね。

 

また汗などの皮脂が白い乳カスとなって出てくることもあります。乳カスが出たら、指ではじくようにして取るといいでしょう。

 

絶対に取っておかなければならないわけではありませんから、それほど気にする必要もありません。無理に取ろうとして、乳首に傷がついたら、バイ菌が入ってしまうこともあります。

Sponsored Link

乳腺炎でない乳カス、取り方以外のケアも知っておこう

乳カスは乳腺炎で出てくるものではありません。女性なら、卒乳後も出てくることがありますので、ケアについてもご紹介します。

 

まずは妊娠中であれば、乳首のマッサージです。柔らかく母乳が飲みやすいように、乳輪から乳首までもみほぐすようにします。

 

お風呂でお湯につかりながらしたり、入浴後に手にオイルをつけておこないます。特別なオイルでなくても、オリーブ油など身近にあるもので大丈夫です。できるだけ、安心、安全なものを使うと安心ですね。

 

妊娠中であれば、必ず、安定期に入った妊娠後期におこなうといいでしょう。お産に向けて、できる限りのことはしておきます。毎日2分でいいので、やっておくと断然違います。

 

また当然のことながら、乳首は清潔に保っておきましょう。自然な材料でできている石鹸を泡立て、優しく洗います。

 

母乳育児が始まれば、ゆっくりお風呂に入ることもできません。のんびりできるお風呂の時間も大切にしてくださいね。

Sponsored Link

乳カスの取り方を知り、母乳育児につなげよう

69e1c7ec8f0328f28b145df3e9c4caea_s

女性なら一生にわたり目にすることのある乳カスは、出産前の準備でもあり、新陳代謝ができているか知ることのできる指標でもあります。

 

年齢を経るにつれて、体は見た目も中身も変化します。気持ちもそうですね。

 

乳カスも、体のお掃除をするつもりで、ケアしてあげてください。

 

いつの時代も忙しい女性。お風呂でゆっくりできる時間があれば、そこで自分の体に向き合っておきましょう。

 

週に1日でも自分のご褒美として、じっくり自分の体と向き合える時間があると幸せですね。それは、お風呂でなくても、自分の時間を持つことでも叶えられるのかもしれません。

 

母乳育児がスタートしたばかりのママも、ベテランのママも、ママとしても女性としての面を持ち合わせられるだけで、母乳育児が輝きを増すように感じます。

Sponsored link


サブコンテンツ

このページの先頭へ