乳腺炎のワースト原因は食事にあり？和食をオススメする理由

あれはしてはダメ、これを食べてはいけない

産後のお母さんには、制限されることがたくさんあります。

母乳に関しても、食事制限を強いられることも。

それは、乳腺炎の原因に

食生活があるとされているからです。

乳腺炎の原因は食事ではない？

実は、特定の食事内容が乳腺炎の原因となる

科学的根拠はないと言われています。

WHOでも、

「高塩分と高脂肪の摂取は乳腺炎の可能性を高めるという点も含めて、

食べ物は乳腺炎に関係していると考えられてはいるが、

根拠はまだはっきりしていない」

としています。

ということは、何でも食べていいのではと思ってしまいますが、

母乳外来や助産師さんは食事について指導されているのも事実です。

母乳はお母さんの血液を材料として作られます。

例えば、授乳中のお母さんがアルコールを飲むと

赤ちゃんがアルコール中毒になってしまうということもあります。

（多量摂取の場合ですが）が、そのことからも、お母さんの血液が母乳に何らかの影響を

与えていると考えられるのではないでしょうか。

ドロドロ血の対策には和食のススメ

お母さんの血液がドロドロだと母乳も

ドロドロになると言われています。

ドロドロの母乳は乳腺炎の最大の要因です。

ドロドロ血の原因は高塩分・高脂肪の食べ物。

こってりとしたものや、脂っこいものを食べすぎると

コレステロール値があがり、血がドロドロになってしまいます。

この状況を解消するには、食生活の見直しが一番の近道。

血をサラサラにするにはあっさりとした食事が良いとされています。

とりわけ、煮物や野菜を中心とした和食がお勧めです。

和食は母乳にも良いと言われていますね。

生クリームがたっぷりのケーキなどもドロドロ血の原因に。

どうしても甘いものは欠かせないという人は、

脂肪分が抑えられる和菓子を食べてみてはいかがでしょうか。

ストレスをためないで。それが一番の乳腺炎対策

食生活の他にも、血や母乳をサラサラにするには

水分をたくさんとることも有効です。

ただし、水分補給に冷たいジュースは控えましょう。

白湯や温かいお茶がお勧めです。

血行を良くするというごぼう茶やハーブティーなんかも

試してみてはいかがでしょうか。

母乳もドロドロより、サラサラしていた方がおいしいそうです。

赤ちゃんには、美味しい母乳を飲んでほしいですよね。

ただし、ストイックになりすぎないように。

全く食べてはいけないというわけではないのです。

食べ過ぎなければ、問題はありません。

我慢しすぎて、ストレスをためてしまうと、

かえって乳腺炎になるリスクが高くなってしまいます。

母乳育児には、お母さんの体と心の健康がいちばん大切です。

無理せず、リラックスして赤ちゃんとのふれあってくださいね。