授乳中のオススメのおやつ
授乳中は甘いものを口にしたくなる方は多いかと思います。
元々好きだった方だけではなく、今まで甘いものが好きではなかったのに
「出産後なぜか甘いもの(チョコや洋菓子)がほしくなった」方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は元々甘いもの大好きで、妊娠期間中は摂生していましたが
産後、あまり摂取してはいけないと分かっていてもチョコにアイス、洋菓子、和菓子など
家にあるあらゆる種類の甘いものをおやつの時間だけではなく日常的に食べ漁っていました。
単なる「甘いもの好き」ではなく、
お腹減っていないけど甘いものを「補給」して気分を落ち着かせていた。
という言い方の方が合っているかもしれません。
甘いものを食べたくなるのはナゼ?
授乳によるエネルギー消費、育児による疲労、
睡眠不足(短時間睡眠)による血糖値の低下などによって、
食欲中枢がうまく機能していない時に甘いものがほしくなるそうです。
またお母さんは育児中休みなく緊張している状態です。
授乳中は「たくさん飲んでるかな?」、昼は「次はいつお昼寝させよう、何して遊ぼう」、
夜は「早く寝かせないと、次はいつ起きるかな」。
日々の成長、体重の増減、お出かけ中のトラブル予防など、
常に身体が緊張。緊張を和らげるために甘いものを欲しているのかもしれません。
授乳中におすすめのおやつ
・おにぎり(塩むすび、味むすびなど味はお好みで)
・蒸かした芋(炊飯器で簡単にできます)
・食パン(これにハチミツをのせて食べるのが丁度良くておすすめです)
「おやつ」といえばお菓子をイメージしますが、
ここで言う「おやつ」はお腹がすいたときに口に入れるものを定義します。
実際には「甘いものが食べたい」より
「何か口に入れて空腹感を満たしたい」という気持ちの方が勝っているからです。
本当に甘いものを欲している時もあります。
しかし大体にして糖質をとれば意外と「あれ、お菓子じゃなくても良かった」と思うことも多いのです。
とは言っても、控えた方が良いとされているチョコレート・洋菓子・お餅も食べたくなる時があります。
そういう時は無理をせずに食べてもいいと思います。
我慢をすることがストレスとなりお菓子の“過食”を招く恐れがあるので、
時には育児を頑張っている自分へのご褒美として食べたいものを食べることは良いことだと思います。
ただし、あまり食べ過ぎるとおっぱいが詰まってしこりが出来、
乳腺炎になりかねませんので気を付けてください。
そして授乳期が終わりを迎えるころ、同じような食生活をしていると体重増加につながりますので、
ご自分の身体と向き合いつつ、ストレスの少ないおやつタイムを楽しんでください。