乳腺炎は「自然素材」で対処する!ジャガイモ湿布とキャベツ湿布とは?
痛くてツライ乳腺炎。熱まで出て頭がボーッとしている時に、
赤ちゃんを連れて一人で乳房外来に走るなんて大変ですよね。
そんな時の強い味方が、実は、どこのおうちでも大体あるジャガイモとキャベツ。
自然素材を湿布にすれば、乳腺炎の熱に対処ができるのです。
では、乳腺炎に効くジャガイモ湿布とキャベツ湿布についてご紹介しましょう。
目次
乳腺炎になったら何故、ジャガイモ湿布とキャベツ湿布が良いの?
乳腺炎になると、乳房が石のようになったり痛みを伴うことがあります。
これは、乳腺がつまり、炎症を起こしているためです。
体が熱を持ち、40度くらいの高熱が出ることもあります。
乳房も同じで、熱を持っている状態なので、冷やしてやると痛みが和らぎます。
でも、保冷剤などで急激に冷やすと、熱がある時は気持ちいいですが、
その気持ちよさは長時間持続するようなものではないでしょう。
保冷剤では、冷やしすぎになり、
母乳の流れが良くならないので、逆効果です。
そんな時に、じんわり優しく冷やしてくれるのがジャガイモ湿布とキャベツ湿布。
これらはあくまで痛みを和らげるための対処法であり、
乳腺炎の根本的な解消に役立つわけではありません。
助産院などでよく実施される昔からの知恵、民間療法です。
乳腺炎でもうちにあるもので対処できる!ジャガイモ湿布とキャベツ湿布の作り方
乳腺炎の痛みを和らげてくれるジャガイモ湿布とキャベツ湿布の作り方は、実に簡単です。
【ジャガイモ湿布】
①ジャガイモ1個を用意し、皮をむいてすりおろします。
②酢を1、2滴垂らして混ぜます。酢を入れすぎると、匂いに敏感な赤ちゃんは母乳を飲んでくれなくなるので、注意してください。
③小麦粉を少しずつ入れて混ぜ、耳たぶくらいの固さにします。
④③を2つに分けガーゼに包み、直径7cm程で平らにならします。乾くと使えなくなるので、1つはタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。
⑤④を張っている乳房にガーゼごと当てます。乳輪、乳頭を避けて当て、乾いたら取り替えます。
【キャベツ湿布】
キャベツの葉を軸だけ取り除いて、張っている乳房に乗せます。段々と熱でしなっとしてきますが、授乳中に水につければ、2~3回はパリッと戻るので、再利用できます。
乳腺炎ももちろん、熱にいいジャガイモ湿布とキャベツ湿布
乳腺炎になってしまったときも、ジャガイモとキャベツさえあれば、
大きな味方となってくれます。
ジャガイモは、季節を問わずおうちにあるかもしれませんが、キャベツはどうでしょうか?
キャベツは、乳腺炎だけでなく、熱が出たときに一晩頭にのせておくだけで、
効果があるスグレモノ。
数枚残しておくだけでいいですから、常備しておくのがおすすめです。
薬や病院に行かなくても、おうちでできることがあったら助かりますよね。
乳腺炎では、ジャガイモ湿布やキャベツ湿布をすることで、
熱を無理なく取り去ることができます。
なんといっても、ママ自身も気持ちよさを感じ、
痛くて眠れないという状況はぬけだせるでしょう。
これは根本的な解決にはなりませんので、
これと並行して赤ちゃんに母乳をとにかく飲んでもらうようにしてくださいね。