乳腺炎には保湿クリーム”ランシーノ”

乳腺炎、なってしまうと本当に辛いそうですが、筆者は乳腺炎になりかけた時に、友人のおかげで悪化を防ぐことができました。

1.頻繁に授乳してるのに乳腺炎になる?

以前から授乳の際に乳首が痛くなることはあったのですが、まぁ仕方ないだろう、と、その時はひたすら我慢していました。

3ヶ月頃になると授乳も軌道に乗ってきたらしく、おっぱいが良く出るようになり、常にパンパンに張っている状態に。
それと同時に授乳頻度も高くなってきて、乳首の痛みはますます酷くなっていきました。
そして更には、胸にしこりができて、そこにも痛みが・・・・。

まさか乳腺炎?と思いましたが、こんなに頻繁に授乳しているのに乳腺炎になるはずがない、と思って、またしても放っていました。

実はこれ、乳腺炎の手前の「うつ乳」の状態だったのですね。
乳腺炎は、断乳などで授乳をストップした時になるものだと思い込んでいたので、まさか絶賛授乳中に乳腺炎になるとは考えもしませんでした。

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2.友人がランシーノをくれた

そんな時、子持ちの友人が筆者の赤ちゃんを見にやってきました。
そして授乳時に何気なく「授乳って痛いよね~」と漏らすと、筆者の性格を察してか、友人が「どこが痛いの?」と詳しく尋ねてきて、そしてちょっと呆れたように、「それヤバイよ、ひどい乳腺炎になって手術する羽目になるよ。」と言われてしまいました。

乳頭のケアをきちんとやること、授乳姿勢を毎回同じにしないこと、しこりの部分は冷却シートで冷やすこと、などいろいろとアドバイスされましたが、それでもあまり深刻に捉えているように見えなかったのか、その2日後に友人から「ランシーノ」が送られてきました。

ランシーノって何だ?と思い、友人にメールをすると、乳頭を保湿するためのクリームだとのこと。
そういえば実母に馬油を勧められたことを思い出し、同じようなものかと尋ねると、ランシーノは馬油ではなく羊油なのだそう。

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友人は馬油も羊油も使ったことがあったけれど、筆者が未年だからランシーノを選んだそうです。
適当な理由だな、と思いつつも、馬よりは羊の方が確かに親近感を覚えたので、さすが我が友人、よく私の性格を分かっているな、と思いながら、早速指示されたとおりにランシーノを使ってみることに。

授乳後、ただランシーノを塗るだけでなく、サランラップを被せておくと良いのだとか。
ランシーノはベタッとしているので、サランラップがくっつきやすく、しばらく貼っていると汗と混じってねっとりします。いかにも保湿されてます!という感じ。

そして数日のうちに、驚くほど劇的に乳首の痛みは治まったのでした。自分はなぜ今までこんなに痛さを我慢していたのだろう、とひたすら友人とランシーノに感謝しました。

うつ乳の状態で、傷付いた乳首から細菌感染すると、重度の乳腺炎になってしまうこともあるのだそうです。
筆者はランシーノと出会ったおかげで乳腺炎にはならずに済んだのですが、あのまま放っておいたら・・・・と思うとぞっとします。

重ね重ね、ランシーノを送ってくれた友人に感謝、です。

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