母乳 のカロリーはどれくらい? なぜ個人差があるのか?
母乳はお母さんの食事の内容が反映されます。
だから個人差が現れるんですね。
例えば油っこい食事やカロリーの高い内容の食事ばかりしていたら、
その油分や糖分が母乳にも多めに分泌されてしまうことに。
それは赤ちゃんにとってはあまり良くない栄養を含んだ母乳ということになりますよね。
でも一般的には、100mlあたり60〜70Kcalくらいと言われています。
この母乳を飲むために、
赤ちゃんは一生懸命吸わないといけないので、
カロリーの取りすぎということにはなりませんのでご安心を。
母乳で育った赤ちゃんは栄養バランスが良く、
引き締まった体になっていきます。
母乳をあげることでどれくらいカロリー消費できるの?
では母乳をあげるお母さんは、
母乳をあげることでどれくらいのカロリーを消費できるのでしょうか。
これもどれくらいの頻度で
どの程度母乳を飲んでくれるかということによって変わってくるので、
個人差が大きいところです。
一般的には、母乳を作り出すためにお母さんの体が使っているカロリーは、
1日で500Kcalと言われています。
たくさん母乳を飲む赤ちゃんなら、
お母さんの体はさらにカロリーを使って母乳を作り出しているかもしれません。
母乳をあげるとダイエットになるって本当?
母乳を作るだけで500Kcalのカロリー消費になることや、
授乳するためにもカロリーを使うので、
1日に何度も授乳することでダイエットになるというのは本当です。
出産後に授乳することで子宮の戻りも早くなり、
お腹も凹みやすくなるという利点もありますよね。
出産後の体を元に戻りやすくするためにも、
お母さんは一生懸命に授乳すべきということですね。
ただ、母乳をあげているからといって安心して食べ過ぎてしまうと、
いくら授乳にカロリーを使っても痩せることはできません。
お腹が空いたら、必要な分だけ食べる。
お腹が空いていないのに食べるということはしない。
それは基本的なことですが、ダイエットのためにもとても大事なことです。
母乳の栄養とカロリーの個人差について考えましょう。
母乳には赤ちゃんに必要な栄養がきちんと含まれています。
産まれて間もない赤ちゃんなら、
お母さんの体からの免疫がたっぷりと含まれている母乳が出ます。
1歳くらいになった赤ちゃんには、
離乳食で足りていない栄養が入った母乳が出ます。
そんな風に母乳には
その時の赤ちゃんに必要な栄養とカロリーが含まれるようになっているのです。
赤ちゃんに必要な栄養とカロリーをきちんとあげるためにも、
お母さんは自分の食事を栄養のことも考えて、きちんと取るようにしましょうね。