断乳を決めたらおっぱいケア!まずは正しい絞り方をマスター♪
赤ちゃんが産まれてから休むことなく続けてきた母乳育児にも
いつかは終わりがやってきます。
赤ちゃんがおっぱいを吸う姿はなんともいえない可愛さがあり、
それを見られなくなるのは少し寂しいものですが、そんなことも言っていられません。
断乳・卒乳にあたり、しっかりとおっぱいのケアをしていかなければいけません。
断乳をどのように進めていき、どんなケアをしていけばいいのかまとめました。
いつ頃から断乳を始めるか~その後のおっぱいケアまで
断乳する時期を決めるにあたって一番大事なのは
お母さんと赤ちゃんのどちらもが無理をしないことです。
赤ちゃんにとってお母さんのおっぱいは最大級の安心材料です。
お母さんが職場への復帰をするためや新たに妊娠が判明したという場合は
やむを得ないかと思いますが、
そういう訳でもなく急に思い立って断乳を始めてしまうと
赤ちゃんも戸惑ってしまうのでスムーズに進まないこともあります。
赤ちゃんとお母さんの負担を少しでも抑えるためにも
断乳する時期をしっかり考えて計画的に行うようにしましょう。
断乳を決めたらまずどうするか~正しい母乳の絞り方・おっぱいケア
断乳を始めると赤ちゃんが母乳を吸わなくなるので母乳は外に出されることなく、どんどんと溜まってしまいます。そうなると胸がカチカチに固まり痛くなるだけでなく、しこりが出来てしまい酷いと乳腺炎にもなりかねません。
古く溜まっていく母乳をそのままにはせずに絞ってあげることが大切です。
絞りすぎると女性ホルモンが反応してしまい、また新たにたくさんの母乳を作ろうとしてしまうので適度に加減して絞るようにしましょう。
間違った方法でやるとその後の生活に支障が出ることもあるばあいもあるので個人で行う時は気をつけてやりましょう。心配な方は母乳外来で助産師さんに断乳を手伝ってもらうと安心かもしれません。
正しく断乳・正しいおっぱいケアを行うために~絞り方マスター
失敗なくスムーズに進めるための絞り方を紹介します。
断乳を決めた最初の3日間は胸も張りやすくなるので、ほとんどの方が一番大変に感じる頃だと思います。今まで授乳をしてきたものを中止していくのですから、すぐに身体が着いてこられないのは仕方の無いことです。
まず3日間のうちはおっぱい全体から母乳絞るというよりは乳首を指でつまみ圧抜きをする程度に留めておきましょう。
そして4日目に全ての母乳を出し切るようにしっかりと絞ります。イメージとしてはおにぎりを握るような感じです。
何回か圧抜きをしては一気におにぎり絞りをするというのを繰り返し行うことが正しい断乳の方法になります。
ただ前述の通り、絞るのが上手くいかないようなら無理をせずに途中からでも母乳外来でプロの力に任せるようにしましょう。
お母さんと赤ちゃんのどちらもが快適に断乳を終えられるように、ゆとりを持って始めましょう。