これで完母へ!混合から完全母乳へ移行するコツ3つ

赤ちゃんを産んだら、“できることなら自分の母乳で育てたい”

と思うのは自然なことです。

 

産後しばらくは母乳の分泌が増えるまで、

ミルクを足して混合育児をするママさんがほとんどだと思いますが、

 

いずれは完全母乳に移行したい

と考えているママさんも多いことでしょう。

 

そこで今回は、混合育児から完全母乳へスムーズに移行するコツについて

見ていきたいと思います。

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☆混合から完全母乳へ移行①母乳の分泌量を増やす!

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混合から完全母乳へ移行するためには、

母乳だけで赤ちゃんに必要な栄養をまかなえるよう、

母乳の分泌量を増やすことが必要です。

 

母乳の分泌量を増やすためには、なんといっても、

赤ちゃんにおっぱいをたくさん吸ってもらうことが大切です。

 

赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって

母乳がたくさんつくられるようになりますので、

赤ちゃんが泣いたらとにかくおっぱいを吸わせるようにして下さい。

 

その上で、完全母乳に移行したい場合には、

授乳の際には「必ず母乳をあげてから、

どうしても足りない分だけをミルクで補う」

というスタイルを守る必要があります。

 

あくまでも、母乳をあげることをメインにしていきましょう。

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また、混合の場合、夜寝る前をミルクにすると

赤ちゃんがぐっすり眠ってくれて楽なのですが、

 

夜間は母乳をつくるホルモンの分泌がピークになりますし、

夜間に授乳をしないことで授乳間隔が開きすぎると、

ママの体が「もう母乳は必要ないのかな?」

と思ってしまい、母乳が出なくなってしまいます。

 

そのため、完全母乳に移行したい場合には、

夜間も積極的に母乳をあげるように頑張りましょう!

 

その他、水分補給や食事にも気をつけて、

美味しい母乳をたくさん出せるようにしていきたいですね。

☆混合から完全母乳へ移行するコツ2・「搾乳」を駆使!

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混合から完全母乳へ持って行きたいのに、

赤ちゃんがおっぱいをうまく吸えなくて母乳をうまく飲んでもらえず、

母乳の分泌量が上がらないというケースもありますよね。

 

産まれたばかりの赤ちゃんはまだ力がなく、

母乳をうまく吸えなかったり、

ママも初めての育児だと飲ませ方がよく分からず、うまくいかないこともあります。

 

また、陥没乳頭などママの乳首に問題がある場合や、

赤ちゃんが小さく産まれたり、赤ちゃんの舌に問題がある場合も、

赤ちゃんがおっぱいを吸いにくいことがあります。

 

そんなときには、諦めずに授乳方法を試行錯誤するのはもちろん、

搾乳をして母乳の分泌量をキープしましょう。

 

実際に、私は上の子が小さく産まれて上手におっぱいが吸えなかったため、

搾乳器を購入し、頻繁に搾乳をしていました。

 

上手くいかないながらもおっぱいを吸わせた後に、

飲んでもらえなかった分を搾乳し、搾乳した母乳を冷蔵保存しておきます。

 

そして、おっぱいを吸わせた後にミルクを足すのではなく、

前回搾乳しておいた母乳をほ乳瓶であげるようにしていました。

 

この方法はミルクを使っていないので混合ではなく、

特殊な母乳育児になるのかも知れませんが、

授乳の度に頻回に搾乳をすることで、

しばらくは母乳の出をキープすることができます。

 

このように、赤ちゃんが上手に母乳を飲めるようになるまでの間は

搾乳をうまく利用するのも手です。

☆混合から完全母乳へ移行するコツ3・ミルクを足しすぎないで!

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混合から完全母乳へ移行する上で、

一番の邪魔となるのが「ミルクの足し過ぎ」です。

 

母乳は赤ちゃんがどのくらい飲めているのかというのが分からないので、

「母乳だけでは足りていないのではないか?」と心配になって、

ついついミルクを足し過ぎてしまいがちです。

 

しかし、ミルクを足し過ぎてしまうと、

母乳の分泌量はそれだけ落ちてしまいます。


そこで、赤ちゃんが母乳が本当に足りていないのかどうかを

しっかり見極める必要があります。

 

母乳不足のサインとしては、

・体重が増えない
・おしっこの回数が少ない
・うんちが数日間出ない

という3点があります。

 

生後6ヶ月頃までの赤ちゃんの平均的な体重増加は

1日20gほどと言われており、

1ヶ月のトータルで500~600g程度体重が増えていれば良いとされています。

 

この目安よりも体重が増えていた場合には、

ミルクを足さなくても母乳だけで十分にやっていけるでしょう。

 

逆に、この目安を下回ってしまった場合には母乳が足りていないので

ミルクをしっかり足すことが必要です。

 

同様に、おしっこやうんちの回数もよく観察して、

母乳不足であるか否かを判断して下さい。

 

この際に注意していただきたいのが、

「授乳間隔が開かない」というのは、

必ずしも母乳不足であるとは言えないということです。

 

授乳間隔が開かないと母乳が足りないのだと思ってしまいがちですが、

産まれてしばらくの間は赤ちゃんは多くの量をまとめて飲むことができないため、

頻回に泣くものです。

 

そのため、すぐにミルクを足さず、

母乳を頻回にあげるように頑張ってみて下さいね。

 

また、赤ちゃんはお腹がいっぱいになったからといって

必ず眠るわけではありませんので、

「なかなか寝ないから母乳が足りていないのかな?」と思ってしまうのも早計です。

 

なるべくミルクを足さずに母乳で頑張り、どうしても足すという場合でも

30~40ml程度に留め、徐々に減らしていきましょう。

 

赤ちゃんの様子を見ながら「母乳をメインに、

ミルクはなるべく足さないか、ほんのちょっとだけ」が、

混合から完全母乳に移行するコツですよ!

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