乳腺炎の原因はストレス?なりやすい人はこんなタイプ。

母乳育児をしているお母さんにとって、怖いのが乳腺炎。

母乳で育てている人の、実に4分の1が乳腺炎にかかっています。

 

乳腺炎の症状は、胸の腫れや痛み、

酷くなると38℃以上の高熱が出ることも。

 

乳腺炎にかかるとかなり辛いです。

できることなら、避けたい乳腺炎。

 

乳腺炎になりやすい人とはどんな人なのでしょうか?

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乳腺炎に“なりやすい人”はこんな人

そもそも乳腺炎とはどんな病気なのでしょう。

胸の中には、乳腺という器官があります。

 

乳腺は、母乳を作り出す大事な器官です。

乳腺炎は、その乳腺が炎症を起こしている状態のことを言います。

 

炎症を起こす主な要因は、母乳がドロドロになり詰まってしまうこと。

つまり、乳腺炎になりやすい人=詰まりやすいということになります。

 

具体的には、

  • 産後間もなく、母乳の分泌量が安定してない
  • 初産の人
  • いつも同じ姿勢で授乳している
  • 添い乳をしている
  • 赤ちゃんが上手に飲めていない
  • 分泌量に対し、赤ちゃんがあまり飲んでくれない
  • 授乳回数が少ない
  • 授乳間隔が空きすぎている
  • 血行が悪い
  • 搾乳しすぎている

 

などが挙げられます。

飲ませ方が原因になることが多いようです。

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ストレスこそが乳腺炎最大のリスク!?乳腺炎になりやすい人へ

上記に挙げられた理由のほかに、

最も言われているのがお母さんの食生活です。

 

母乳外来や助産院、育児書などでは食事の指導がされ、

乳腺炎の最大の敵は、食生活であるとされてきました。

 

母乳は血液からできでいるという点から見れば、

確かに、食事は主な要因の一つであると思います。

 

しかし見落としてしまいがちですが、

忘れてはいけないのが、お母さんの“ストレス”と“疲労です。

 

母乳育児医学アカデミーの「臨床指針第4号(2014年改訂版)」では、

“特定の食べ物が乳腺炎のリスクではない”とし、

乳腺炎は“母親のストレスや疲労が原因”だと示されています。

 

その証拠に、乳腺炎にかかっているのは、

産後2週間から2ヶ月のお母さんが多いのですが、

ちょうど子育ての疲労と寝不足でストレスが蓄積されている時期なのです。

ストレスをシャットアウトして楽しい育児を!

乳腺炎は乳腺の詰まり以外にも、

細菌感染に因ることもあります。

 

疲れが溜まっている時は、免疫力も落ちているため感染しやすいということからも、

乳腺炎にかかる要因であるとされています。

 

ストレスや疲労が起因となっている病気は多いのですが、

乳腺炎も例外ではないようです。

 

とはいえ、赤ちゃん中心の生活で、

自分の自由な時間どころか睡眠時間さえも取れない日が延々続くと、

否応無しにストレスも疲労も溜まってしまうのは仕方がないことだと思います。

 

だからと言って、その結果乳腺炎にかかり、

赤ちゃんのお世話ができなくなってしまうのは本末転倒です。

 

ほんのすこしの時間でも、

旦那さんや周りの方に赤ちゃんを預け一人だけの時間を作ってみたり、

母乳のために食べるのを我慢していたものを

食べ過ぎない程度に食べてみたりしてみてはいかがでしょうか。

 

ストレスを溜めないで、

楽しく育児ができるよう考え方を変えてみるのも大事ですよ。

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