乳腺に母乳がつまるのを防げば、乳腺炎を完璧に予防できる!

よく「乳腺がつまる」と言い、何よりも予防が大切なのですが、

実際になったことがないとどういう状態なのかいまいち分からない、

という方もいらっしゃいますよね。

 

そこで今回は、乳腺に母乳がつまる仕組みや、

つまりの予防法について見ていきたいと思います!

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☆乳腺に母乳がつまるとは?

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まず、おっぱいの中には、母乳を作り出す「乳腺葉」、母乳が通る道である「乳管」、母乳を一時的に溜めておく「乳管洞」という組織があります。

現在では乳管洞という組織はなくて、乳腺葉と乳管のみだという説もありますが、これらの母乳を作り出す組織のことを「乳腺」と言います。

 

母乳は乳管を通って出口である「乳頭」まで運ばれくるのですが、

乳管はとても細いので、

母乳がドロドロの状態だったり、

脂肪の塊ができたりするとすぐにつまってしまいます

 

参考: 乳腺に母乳がつまるのを防げば、乳腺炎を完璧に予防できる!

 

また、いつも同じ姿勢で授乳をしていたり、初産で乳腺がうまく開通していなかったりすると、母乳が出る乳管が限られてしまい、うまく母乳が出てこられなかった乳管には母乳が残ってしまいます。

 

そうなると、

残ってしまった古い母乳がドロドロになったり、

固まってつまってしまうこともあるのです

 

イメージとしては、古い牛乳がヨーグルトのような状態になったり、チーズのような状態になってしまう感じですね。

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☆母乳のつまりを予防するには

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乳腺(乳管)の母乳のつまりを予防するには、「食事」と「体調管理」が基本です。

 

まず食事ですが、

揚げ物や乳製品、洋菓子など高カロリーな食事は、

母乳をドロドロにしてつまりやすくしてしまいますので、

授乳中は控えた方が良い

とされています。

 

参考: 母乳育児に食事内容は大切!乳腺炎対策へのオススメ食事内容は?

 

逆に、母乳に良いとされているのが根菜や海藻類、お魚などで、これらを手軽に摂りやすいのが和食です。

母乳のつまりを防ぐためにはもちろん、赤ちゃんにとって美味しい母乳をつくるためにも、授乳中にはなるべく和食を食べるようにすると良いでしょう。

 

次に体調管理ですが、疲れているときには乳腺炎になりやすいものです

私自身も、睡眠不足や体調不良時、生理が再開してからは生理前などに、母乳がつまったり乳腺炎になりやすいと感じています。

 

ママは育児や家事に忙しく、なかなか休む暇がありませんが、少しでも横になったり休憩する時間をつくって、疲れをため過ぎないようにしたいですね。

その他、授乳姿勢をこまめに変えて授乳をしたり、初産の方は乳管開通マッサージを積極的に行うのも、つまりの予防になりますよ!

 

参考: 残った母乳が危ない!乳腺炎にさせないマッサージ法 

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