乳腺炎|母乳パットの正しい使い方・選び方

母乳パットは、どんなものを使えば良いのか?
どのくらいの頻度で替えたら良いのか?
そもそも必要なのか?

筆者自身、出産前に病院の出産準備品リストに「母乳パット」と記載されていたのを見て、先に書いたような疑問で頭がいっぱいになってしまいました。


「長い目で見たら、使い捨てよりも布のものの方が良いのではないか?」と自分なりに考えて布タイプの母乳パットを購入しましたが、筆者の場合は母乳が漏れ出してくることはなく、結局使わず終いでした。

そもそも、母乳の出が軌道に乗ってくるのは産後しばらく経ってからなので、初産であれば特に、出産準備品に母乳パットは入れなくても良いと思います。

Sponsored Link

1. 使い捨てタイプか、布か?

上記のように筆者自身、どちらのタイプの母乳パットを買うかかなり迷ったのですが、筆者のように不要の場合もありますし、母乳の漏れ方や肌との相性などを考慮して選ぶ必要があります。


後述しますが、肌に合わないと乳腺炎などの原因になることもあるので、慎重に選ばなければいけません。

 

とにかくよく漏れる!という方であれば、使い捨てタイプの母乳パットを頻繁に取り替える方が楽だと思います。
また布タイプの母乳パットを使う場合も、洗い替えとして最低2~3個は買っておくべきでしょう。

 

どちらのタイプの母乳パットを使うにせよ、1日に1回以上は必ず取り替えてください。母乳パットは母乳と一緒に汗が吸収されることで、かなり雑菌がわきやすいものです。長時間取り替えずに放っておくと、乳腺炎になるリスクが急激に高まってしまうのです。

Sponsored Link

2.母乳パットと乳腺炎

乳腺炎は乳腺が詰まることで起こるものですが、それに加えて乳首から細菌感染すると、急速に悪化し、手術しなければならないほど重症化してしまう場合もあります。


授乳期の乳首は傷付きやすいので、母乳パットが不衛生だと、すぐにそこから感染して乳腺炎になってしまいます。

ひどい乳腺炎になってしまわないためには、こまめに母乳パットを取り替えることが必須です。
布タイプのものであれば、必ず毎日洗って外に干しましょう。部屋干しだと雑菌がわきやすく、逆効果です。
また、清潔にしていたとしても、母乳パットが肌に合わず、肌がかぶれてしまうことによって乳腺炎になる場合もあります。


母乳パットを使わずにタオルなどで代用したりして、乳首を清潔な良い状態に保つことが乳腺炎対策になります。
また馬油などで乳頭を保湿、保護するのも乳腺炎対策に効果的です。

乳腺炎は発熱などを伴う場合が多く、ただでさえ育児で疲れている時にかかってしまうと本当に辛いものです。
母乳パットを清潔に保つぐらいなら簡単にできることですので、ぜひ今日から気を付けて乳腺炎対策してくださいね。

Sponsored link


サブコンテンツ

このページの先頭へ