乳腺炎を治したい!頻回授乳とその回数
乳腺炎を起こしかけている時、しこりがあったり熱をもっていたりしますが、
赤ちゃんが嫌がらないでおっぱいをごくごく飲んでくれるのであれば、
しっかりと飲ませましょう。
そうすることで、固かったおっぱいがふわふわおっぱいに戻ります。
ただ、化膿性乳腺炎の疑いがある場合は、母乳の中に膿が溜まりますので、
できれば搾乳をして捨てることをお薦めします。
授乳のタイミング
授乳自体はいつもどおりの感覚を目安としてあげていいと思います。
ただし、「いつもどおり」とは3時間ごとの授乳を指しています。
仮に赤ちゃんが3時間経っても飲みたそうにしておらずにご機嫌であっても、
しこりが出来ておっぱいが固くなっているのであれば、赤ちゃんに協力してもらって飲んでもらいましょう。
特に夜の授乳は母乳を生産させるための大事な時間。
ご自身が眠くても辛くても、赤ちゃんが眠っていても、
なるべく授乳をし、溜まった母乳を出してしまいましょう。
もし、赤ちゃんが寝続けていたり、授乳を嫌がるようなら、
おっぱいがスッキリするまで搾乳をしましょう。
授乳の回数
上記のタイミングから考えると、3時間ごとに授乳するなら
一日に8回はおっぱいタイムということになります。
これは赤ちゃんを出産してから1~2か月ころの授乳回数とほぼ同じです。
しかし、乳腺炎を経験した私からすると、乳腺炎(なりかけ含む)の時期は8回じゃ足りませんでした。
なるべく早くしこりを解消させるために、より多くの授乳をしました。
回数としては多いのかはわかりませんが10~12回でしょうか。
母乳生産タイムは夜間ではありますが、夜間に2時間ごとは体力的にきついので、
昼間の授乳をより頻回にし、常におっぱいを吸ってもらっている状況にしていました。
乳腺炎のおっぱいは不味い?
乳腺炎になりかけている時のおっぱいは美味しくないと言われています。
ですので、赤ちゃんがおっぱいを嫌がる可能性はありますが、
赤ちゃんに「ごめんね、美味しくないけど、ママのためにもおっぱい飲んでくれると嬉しいな」
などと声をかけておっぱいを近づけてみましょう。
(全員が全員ではないかもしれませんが)おっぱいが近づくと飲みたくなくても
おっぱいをくわえてくれる子もいますので、根気強く頑張ってみてください。
私はまだ自分の母乳を飲んだことはありませんが、何のトラブルもなく
食事もあっさりで済ませた時の母乳はさらりとした乳白色をしており、
しこりがあったり熱をもっていたりこってりした食事をした時などは
ドロッとした白色の母乳が出ていますので、ドロッとしている時は
赤ちゃんに謝りながら、飲んでもらっています。